昨日(11月17日)のドル円相場
昨日(11月17日)のドル円は、2日続伸。
FRB当局者からのタカ派的な発言を受けて、140.74円まで急伸しました。
東京市場は上値が重い。
早朝に139.18円まで下落後、時間外の米10年債利回りが上昇したことを支えに139.80円まで反発しました。ただし、米10年債利回りが上昇幅を縮めたことを背景に、139.32円まで下落する展開となりました。
欧州市場は上昇。
時間外の米10年債利回りが低下に転じたことでドル売りが優勢となり、138.87円まで下落したものの、前日安値138.73円がサポートとして意識され、円売りドル買いが優勢となり、139.98円まで上昇しました。
NY市場は続伸。
セントルイス連銀ブラード総裁による「インフレ抑制を目的にさらに金利を引き上げる必要がある」「十分抑制的な政策金利は5ー7%レンジになる可能性がある」とのタカ派的な発言を受け、円売りドル買いが先行し、米10年債利回りの上昇とともにドル買いが加速。日通し高値となる140.74円まで急伸しました。
引けにかけて反落したものの下値は堅く、140.19円でNYをクローズしています。
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本日(11月18日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が上向きに転じており、上昇を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が下向きとなっていますが、 2σが収斂していることから一旦は下げ止まりを示唆しています。なお、週足・月足ともにボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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