昨日(11月15日)のドル円相場
昨日(11月15日)のドル円は、下落。
米10月卸売物価指数(PPI)が市場予想を下回る結果となったことを受けて、8月29日以来、2か月半ぶりの安値となる137.66円まで急落しました。
東京市場は上昇。
本日は5・10日(ゴトー日)要因から仲値にかけて円売りドル買いが優勢となり、その後も時間外の米10年債利回りが上昇したことを背景に一時140.62円まで上昇しました。ただ、前日高値(140.80円)が意識されると、利食い売りに押され、140.18円まで下落する展開となりました。
欧州市場は下落。
時間外の米10年債利回りが低下に転じたことで円買いドル売りが優勢となり、138.95円まで下落しました。
NY市場は、急落後持ち直す。
米10月卸売物価指数(PPI)が前月比(予想0.4% 結果0.2%)、前年同月比(予想8.5% 結果8.3%)、食品とエネルギーを除くコア指数でも市場予想を下回る結果だったことが伝わると、米連邦準備理事会(FRB)が利上げペースを減速するとの見方が強まり、8月29日以来、2か月半ぶりの安値となる137.66円まで急落しました。ただ、同時刻に発表された11月ニューヨーク連銀製造業景気指数(予想-5.0 結果4.5)が市場予想上回る結果となったことで下げ渋り、急落後のショートカバーによる反動もあって、139.68円まで急速に値を戻す展開となりました。引けにかけて反落するも底堅く推移し、139.26円でNYをクローズしています。
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本日(11月16日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きに転じており、下落を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が下向きに転じており、エクスパンションを形成していることから強い下落を示唆しています。なお、週足・月足ともにボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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