先週末(11月11日)のドル円相場
先週末(11月11日)のドル円は、2日続落。
米インフレ指標の下振れを受けて米利上げ減速観測が強まり、8月31日以来の安値となる138.46円まで下落しました。
東京市場は上値が重い。
前日NY市場で6円超急落した反動で、早朝からショートカバーによる円売りドル買いが優勢となり、一時142.48円まで上昇するも、利食い売りに押され、141.32円台まで下落する展開となりました。
欧州市場は下落。
米10月消費者物価指数(CPI)の下振れで、米利上げ減速観測が強まったことでドル売りが優勢となり、138.73円まで下落しました。
NY市場は続落。
米連邦準備理事会(FRB)が利上げペースを減速するとの見方が強まる中、11月ミシガン大学消費者態度指数・速報値(予想59.5 結果54.7)が市場予想を下回る結果が伝わると、円買いドル売りが優勢となり、8月31日以来の安値となる138.46円まで下落しました。引けにかけて小反発するも上値は重く、138.70円でNYをクローズしています。
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本日(11月14日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きに転じており、下落を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が下向きに転じており、エクスパンションを形成していることから強い下落を示唆しています。なお、週足・月足ともにボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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