昨日(11月10日)のドル円相場
昨日(11月10日)のドル円は、大幅下落。
米10月消費者物価指数の市場予想を下回る結果を受け、9/22以来、約1か月半ぶりの安値となる140.18円まで急落しました。
東京市場は軟調。
黒田日銀総裁による「投機による急速な円安への政府の適切な対処を評価している」との円安牽制発言や時間外の米10年債利回りの低下を背景とした円買いドル売りが優勢となり、146.05円まで下落しました。
欧州市場はもみ合い。
一時146.59円まで上値を伸ばしたものの、米10月消費者物価指数の発表を控え、146円前半でのもみ合いとなりました。
NY市場は、大幅下落。
米10月消費者物価指数(予想+7.9% 結果+7.7%)および、米10月消費者物価コア指数(予想+6.5% 結果+6.3%)が市場予想を下回ったことを受け、米連邦準備理事会(FRB)の利上げペースが減速するとの見方が強まったことで、米10年債利回りが4.11%から約1か月ぶりの低水準となる3.82%へ急低下するとともにドル売りが先行。ストップを巻き込みながら急落し、朝方にかけ、9/22以来、約1か月半ぶりの安値となる140.18円まで下落しました。
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本日(11月11日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きに転じており、下落を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が下向きに転じており、エクスパンションを形成していることから強い下落を示唆しています。なお、週足・月足ともにボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
最新の週次レポートはこちら(2022/11/7)(PDF)