昨日(11月9日)のドル円相場
昨日(11月9日)のドル円は、上昇。
米中間選挙での共和党苦戦の報道から、米10年債利回りの上昇とともにドル買い優勢となり、146.79円まで急伸しました。
東京市場は、方向感を欠く展開。
米中間選挙を巡る警戒感から145.16円まで下落したものの、共和党苦戦の報道から時間外の米10年債利回りの上昇とともにドル買いが優勢となり、15時過ぎには145.87円まで上昇する展開となりました。
欧州市場は底堅い。
時間外の米10年債金利が低下に転じたことでドル売りが優勢となり、145.20円まで下落したものの、ニューヨーク連銀ウィリアムズ総裁による「インフレはFRBの長期目標を明らかに相当上回っている」のタカ派的な発言が伝わると、米金利先高観から145.87円まで値を戻す展開となりました。
NY市場は上昇。
米10年債利回りが4.12%台まで上昇したことを受けドル買いが先行し、リッチモンド連銀バーキン総裁による「インフレ制御のためにリセッションの危険を冒すことをいとわない」「インフレ悪化やインフレ期待上昇は容認できない」とのタカ派的な発言が伝わるとドル買いが加速し、日通し高値となる146.79円まで急伸しました。
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本日(11月10日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が上向きに転じており、上昇を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が横ばいで、もみ合いを示唆しています。
なお、週足・月足ともにボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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