昨日(11月8日)のドル円相場
昨日(11月8日)のドル円は、3日続落。
米連邦準備理事会(FRB)が利上げペースを減速するとの観測が高まる中、米10年債利回りの低下を受け、ドル売りが強まり、10月27日以来の安値となる145.30円まで急落しました。
東京市場はじり高。
前日からのドル売りの流れを引き継ぎ、146.32円まで下落したものの、時間外の米10年債利回りが上昇したことを受けて146.81円まで反発しました。
欧州市場は下落。
米10年債利回りが4.20%割れまで低下したことや米中間選挙の発表および米10月消費者物価指数の発表を控えたポジション調整のドル売り優勢となり、146.15円まで下落しました。
NY市場は続落。
米連邦準備理事会(FRB)が利上げペースを減速するとの観測が高まったことを背景にドル売りが強まり、前日安値(11/8安値)の146.08円を下抜けた後、ストップロスを巻き込み急落し、10月27日以来となる145.30円安値を付けました。
引けにかけても戻りは鈍く、145.65円でNYクローズとなりました。
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本日(11月9日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きに転じており、下落を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が穏やかな上向きとなっていますが、スクイーズを形成し始めており、もみ合いを示唆しています。なお、週足・月足ともにボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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