先週末(11月4日)のドル円相場
先週末(11月4日)のドル円は、大幅下落。
米10月雇用統計の結果を受け、米10年債利回りの低下とともに146.45円まで下落する展開となりました。
東京市場は下落。
朝方148.40円まで上昇したものの、日経平均株価の下落を背景にリスク回避の円買いが優勢となり、147.82円まで下落しました。
欧州市場は軟調。
米10月雇用統計の発表を控え、ポジション調整目的の売りが優勢となり、147.53円まで下落しました。
NY市場は続落。
米10月雇用統計では、非農業部門雇用者数変化(予想20.0万人 結果26.1万人)が市場予想を上回る結果となったことで、発表直後に148.19円まで上昇したものの、失業率(予想3.6% 結果3.7%)が予想を下回る結果となったことを受け、米10年債利回りの低下とともにドル売りが優勢となり、146.55円まで反落する展開となりました。
その後、米10年債利回りの下げ止まったことでドル買いが優勢となり、147.34円まで反発しましたが、エバンズ米シカゴ連銀総裁から「FRBがより小規模な利上げに移行することは理にかなっている」と利上げペースの減速に関しての発言が伝わると、日通し安値となる146.45円まで下落する展開となりました。
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本日(11月7日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きに転じており、下落を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が穏やかな上向きとなっていますが、スクイーズを形成し始めており、もみ合いを示唆しています。なお、週足・月足ともにボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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