昨日(10月27日)のドル円相場
昨日(10月27日)のドル円は、3日続落。
米FRBの利上げペース鈍化観測の強まりを受け、10/7以来、約3週間ぶり安値となる145.10円まで急落する展開となりました。
東京市場は下落。
前日NY市場のドル売りの流れを引き継ぎ、日米金利差拡大を見込んで積み上がったポジション調整目的の売りが優勢となり、10/7以来、約3週間ぶり安値となる145.10円まで急落する展開となりました。
欧州市場は急伸。
時間外で米10年債利回りが4.07%台まで持ち直したことを受け、日通し高値となる146.94円まで上昇しました。
NY市場は、下値が堅い。
米連邦準備理事会(FRB)が利上げペースを減速するとの観測が高まる中、米10年債利回りが3.89%台まで低下すると円買いドル売りが優勢となり、145.66円まで下落したものの、米7-9月期四半期GDP速報値(予想2.3% 結果2.6%)の市場予想を上回る好結果を受け、日米金利差を見越した円売りドル買いが優勢となり、146.31円まで値を戻す展開となりました。引けにかけても底堅く推移し、146.22円でNYをクローズしています。
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本日(10月28日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が横ばいに転じ、もみ合いを示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が穏やかな上向きで上昇を示唆しています。
なお、週足・月足ともにボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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