昨日(10月26日)のドル円相場
昨日(10月26日)のドル円は、2日続落。
米10年債利回りの低下および米連邦準備理事会(FRB)による利上げペース鈍化観測を背景に、146.22円まで大幅下落となりました。
東京市場は、上値が重い。
早朝に148.34円まで上昇したものの、時間外の米10年債利回りの低下を受けてドル売りが優勢となり、147.88円まで下落しました。その後、仲値にかけて円売りドル買いが強まり、148.41円まで持ち直したものの、時間外の米10年債利回りが低調に推移したことでドル売りが進み、147.77円まで下落する上値の重い展開となりました。
欧州市場は下落。
時間外の米10年債利回りが下落幅を広げたことを受け、147円を割り込んで146.71円まで下落しました。
NY市場は続落。
米10年債利回りが節目の4%を下回り3.99%台まで低下したことでドル売りが優勢となる中、カナダ中銀(BOC)の政策金利の発表で、予想の0.75%利上げに対し、0.50%利上げに留まったことを受け、米連邦準備理事会(FRB)も利上げペースを減速するとの観測が高まり、ドル売りが加速。日通し安値となる146.22円まで下落しました。
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本日(10月27日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きで、下落を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が穏やかな上向きで上昇を示唆しています。
なお、週足・月足ともにボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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