昨日(10月19日)のドル円相場
昨日(10月19日)のドル円は、11日続伸。
日米金利差拡大を見越した円売りドル買いから、1990年8月14日以来、約32年2か月ぶりの高値を更新し149.90円まで上昇しました。
東京市場は、小幅に上昇。
149円前半でのもみ合いが続く中、米金利先高観から円売りドル買いが優勢となり、149.34円まで小幅に上昇しました。
欧州市場は、底堅い。
政府・日銀による円買い介入への警戒感から、149.22円まで下落するも、日米金融政策の方向性の違いによる金利差拡大を見越した円売りドル買いが優勢となり、149.71円まで上昇しました。
NY市場は、11日続伸。
米10年債利回りが2008年7月以来、約14年3か月ぶり高水準となる4.12%へ急上昇したことを背景にドル買いが優勢となり、その後、ミネアポリス連銀カシュカリ総裁による「基調インフレがピークアウトしたとの確証を得られるまで利上げを一時停止する用意はない」との発言から日米金利差拡大を見越した円売りドル買いが加速。1990年8月14日以来、約32年2か月ぶり高値となる149.90円まで上昇しました。
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本日(10月20日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が上向きとなっており上昇を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線上向きで上昇を示唆しており、ボリンジャーバンドの幅がエクスパンションを形成していることから、上昇トレンドの継続を示唆しています。
なお、週足・月足ともにボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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