昨日(10月13日)のドル円相場
昨日(10月13日)のドル円は、7日続伸。
米9月消費者物価指数(CPI)の予想を上回る結果を受けて、約32年2か月ぶりの高値となる147.67円まで急騰しました。
東京市場は、もみ合い。
146.66円〜146.91円と25銭幅で方向感を欠いた値動きとなりました。
欧州市場は、小動き。
米9月消費者物価指数(CPI)の発表を控えて動意に乏しく、146.73円〜15.90円と17銭幅の狭いレンジで推移しました。
NY市場は、7日続伸。
米9月消費者物価指数(CPI)では、総合(予想8.1% 結果8.2%)、コア指数(予想6.5% 結果6.6%)ともに市場予想を上回り、米連邦準備理事会(FRB)の大幅利上げが続くとの見方からドル買いが優勢となり、90年8月以来の高値となる147.67円まで急騰しました。
その後、32年ぶりの高値を付けたことで、政府・日銀による円買い介入への警戒感が強まり、日通し安値となる146.45円まで急落しましたが、日米金融政策の方向性の違いからの押し目買い意欲も旺盛で、147.50円近辺まで買い戻される底堅い展開となりました。
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本日(10月14日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が上向きとなっており、上昇を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が穏やかな上抜きで上昇を示唆しています。
なお、週足・月足ともにボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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