昨日(10月10日)のドル円相場
昨日(10月10日)のドル円は、4日続伸。
日米金利差を見越した円売りドル買いから、政府・日銀による円買い介入前の水準となる145.80円まで上昇しました。
東京市場は、上値が重い。
週末の米国9月雇用統計の結果を受けたドル買いの流れを引き継ぎ、145.66円まで上昇するも、政府・日銀による円買い介入への警戒感から145.33円まで下落する展開となりました。
欧州市場は、下値が堅い。
欧州勢はドル売りで参入し、日通し安値となる145.23円まで下落しましたが、日米金利差を見越した買い意欲も旺盛で、145.57円まで値を戻す展開となりました。
NY市場は上昇。
先週末金曜日に発表された米9月雇用統計の良好な結果を受け、米連邦準備理事会(FRB)が今後も積極的な金融引き締めを続けるとの見方からドル買いが優勢となり、145.80円まで上昇しました。
ただ、政府・日銀による介入前の水準ということもあり、引けにかけて小反落したものの下値は堅く、145.59円でNYクローズとなりました。
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本日(10月11日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が上向きとなっており、上昇を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が穏やかな上抜きで上昇を示唆しています。
なお、週足・月足ともにボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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