昨日(10月11日)のドル円相場
昨日(10月11日)のドル円は、5日続伸。
米10年債利回りの上昇を背景に、9月22日に付けた24年ぶりの高値に面合わせとなる145.89円まで上昇しました。
東京市場は上昇。
日経平均株価の大幅下落を受けたリスク回避の円買いが優勢となり、145.54円まで下落するも、米金利先高観を背景に時間外の米10年債利回りが一時4.00%へ急上昇したことで円売りドル買いが優勢となり、145.86円まで上昇しました。
欧州市場は、上値が重い。
欧州株価の下落に伴うリスク回避のドル買いが優勢となり、一時145.76円まで上昇したものの、政府・日銀による円買い介入への警戒感もあり、145.50円まで下落する展開となりました。
NY市場は、下落後に上昇。
米ニューヨーク連銀が発表した9月の消費者期待調査で、1年先のインフレ期待が5.4%と前回の5.7%から低下し、2021年9月以来の低水準を記録すると、米10年債利回りが4.00%から3.87%へ急低下したことを受けドル売りが優勢となり、日通し安値となる145.42円まで下落しました。
ただ、堅調に推移していたダウ平均が下落に転じ、米10年債利回りが上昇したことを受け、ドル買いが優勢となり、145.89円まで上昇しました。引けにかけて小反落するも下値は堅く、145.84円でNYをクローズしています。
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本日(10月12日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が上向きとなっており、上昇を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が穏やかな上抜きで上昇を示唆しています。
なお、週足・月足ともにボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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