昨日(10月5日)のドル円相場
昨日(10月5日)のドル円は、3日ぶり反発。
前日のドル売りの流れから、143.52円まで下落したものの、米経済指標の好結果を受け、米10年債利回りの上昇とともにドル買いが優勢となり、144.85円まで反発しました。
東京市場は、下値が堅い。
前日NY市場の流れを引き継ぎ、早朝から円買いドル売りが優勢となり、ストップロスを巻き込みながら143.52円まで下落しました。ただし、5・10日(ゴトー日)要因に伴う本邦実需筋からのドル買いを背景に下げ渋り、日米金利差を意識した円売りドル買い意欲も根強く、144.34円まで値を戻す展開となりました。
欧州市場は上昇。
米金利先高観から円売りドル買いが優勢となり、144.56円まで上昇しました。
NY市場は堅調。
米9月製造業PMI(予想51.8 結果52.0)や米9月ISM非製造業景況指数(予想56.0 結果56.7)の市場予想を上回る好結果を受け、米10年債利回りの上昇とともにドル買いが優勢となり、日通し高値となる144.85円まで上昇しました。ただ、政府・日銀による円買い介入への警戒感から145円を手前に戻り売りに押され、144.39円まで下落する展開となりました。その後、引けにかけては、日米金利差が意識された円売りドル買いにより、144.68円まで値を戻す底堅い値動きとなっています。
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本日(10月6日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が上向きとなっており、上昇を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が横ばいとなっており、もみ合いを示唆しています。
なお、週足・月足ともにボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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