昨日(10月3日)のドル円相場
昨日(10月3日)のドル円は、3日ぶりに反落。
日米金利差拡大を見越した買いが優勢となり、145.31円まで急伸するも、政府・日銀の円買い介入への警戒感から、144.15円まで下落する展開となりました。
東京市場は急伸後に急落。
日米金利差拡大を見越した円売りドル買いが優勢となり、ストップロスを巻き込みながら145.31円まで急伸しました。ただし、政府・日銀の円買い介入への警戒感から、すぐに144.64円まで急落する展開となりました。
欧州市場は上値が重い。
日米金利差拡大を見越した円売りドル買いが優勢となり、145.21円まで上昇したものの、政府・日銀の円買い介入への警戒感は根強く、145.06円まで下落しました。
NY市場は下落。
米9月ISM製造業景況指数(予想52.2 結果50.9)の弱い結果に伴い、米10年債利回りが9/22以来となる3.58%へ急低下したことを受け、ドル売りが優勢となり、日通し安値となる144.15円まで急落しました。
ただし、リッチモンド連銀バーキン総裁やニューヨーク連銀ウィリアムズ総裁などによるインフレ警戒発言により、米金利先高観を見越した円売りドル買いが優勢となり、引けにかけて144.52円まで上昇しNYをクローズしています。
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本日(10月4日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きとなっており、売りを示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が上向きとなっているものの、±2σが収斂しているため、もみ合いを示唆しています。なお、週足・月足ともにボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
最新の週次レポートはこちら(2022/10/3)(PDF)