昨日(9月30日)のドル円相場
前週末(9月30日)のドル円は、続伸。
一時144.21円まで下落したものの、日米金融政策の方向性(米国の大幅利上げ姿勢、日本の金融緩和継続)の違いを背景とした押し目買い意欲が旺盛なことから、144.81円まで上昇しました。
東京市場は堅調。
早朝に144.30円まで下落したものの、月末・四半期末の5・10日(ゴトー日)に絡む本邦実需勢からのドル買いが優勢となり、144.77円まで反発しました。
欧州市場は下落後に上昇。
米10年債利回りが3.67%台まで低下したことを受けて日通し安値となる144.21円まで下落したものの、日米金融政策の方向性の違い(米国の大幅利上げ姿勢、日本の金融緩和継続)を背景とした押し目買いが優勢となり、144.79円まで上昇しました。
NY市場は続伸。
米8月個人消費支出(PCEデフレーター)で、変動が激しい食品とエネルギーを除くコアデフレーターが前年比4.9%上昇(予想の4.7%上昇)し、強い結果となったことを受け、米10年債利回りが3.83%台まで上昇したことでドル買いが優勢となり、日通し高値144.81円まで上値を伸ばしました。
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本日(10月3日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が横ばいとなっており、もみ合いを示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が上向きとなっているものの、±2σが収斂しているため、もみ合いを示唆しています。
なお、週足・月足ともにボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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