昨日(9月28日)のドル円相場
昨日(9月28日)のドル円は、下落。
145円台での政府・日銀の円買い介入への警戒感や英国中央銀行(BOE)による長期国債の買入れ再開の発表を受け、英国債利回りの低下に連れて米10年債利回りが2008年10月以来の4.01%から3.70%へ急低下したことで、ドル売りが強まり、143.90円まで下落しました。
東京市場は上値が重い展開。
昨日に続き、日米金利差拡大を背景としたドル買い優勢となり、日通し高値となる144.87円まで上昇したものの、145円台での政府・日銀の円買い介入への警戒感から、伸び悩みました。
海外市場は下落。
欧州勢参入後も144.48円〜144.83円(35銭幅)でもみ合いが続き、上値が重い展開となりました。
NY市場に入り、英国中央銀行(BOE)が長期英国債の購入を再開すると発表したことをきっかけに英国債利回りの低下に連れて、米10年債利回りが2008年10月以来の4.01%から3.70%台まで急低下したことを受け、ドル売りが優勢となり、143.90円まで下落しました。
引けにかけて小反発するも戻りは鈍く、144.14円でNYをクローズしています。
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本日(9月29日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が緩やかな下向きとなっており、下落を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が上向きとなっていますが、±2σが収斂しており、上昇に一服し、もみ合いを示唆しています。なお、週足・月足ともにボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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