昨日(9月21日)のドル円相場
昨日(9月21日)のドル円は、乱高下。
米連邦公開市場委員会(FOMC)の発表を受け、143.40円〜144.70円と1円30銭幅で乱高下となりました。
東京市場は、上昇。
日経平均株価が大幅に下落したことを受けて、143.47円まで下落しましたが、日銀が臨時の国債買い入れオペを通知したことから円売りドル買いが優勢となり、144.07円まで上昇しました。
欧州市場は、底堅い動き。
プーチン露大統領がウクライナ侵攻をめぐり部分的動員令に署名したと表明すると、情勢激化への懸念からリスク回避の円買いドル売りが優勢となり、日通し安値となる143.34円まで下落しました。ただ、欧州株相場の上昇を背景にしたドル買戻しの動きから、143.96円まで値を戻す展開となりました。
NY市場は、乱高下。
NY勢参入後は、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を前に、FRB声明でのタカ派的な内容となることを見込んだ買いが優勢となり、発表前に144.39円まで上昇しました。
米連邦公開市場委員会(FOMC)では、3会合連続となる0.75%の大幅利上げを決め、発表直後144.70円まで急伸しました。ただ、大台の145.00円には届かず伸び悩み、その後の定例会見にて、パウエルFRB議長による「いつか利上げペースを落とすのが適切になるだろう」との今後の利上げに慎重な発言が伝わると、143.39円まで急落する荒い展開となりました。
引けにかけては、日米金利差拡大を見越した円売りドル買いから、144.08円まで急速に値を戻す展開となりました。
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本日(9月22日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が上向きとなっており、上昇を示唆しています。
日足・週足・月足ボリンジャーバンドは、中心線が上向きとなっており、上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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