昨日(9月15日)のドル円相場
昨日(9月15日)のドル円は、小幅上昇。
本邦8月貿易収支が過去最大の貿易赤字となったことを背景に円売りが優勢となり上昇するも、米経済指標の強弱入り混じる結果に、もみ合いとなりました。
東京市場のドル円は、上昇。
8月貿易統計で過去最大の貿易赤字(予想2兆3820億円赤字 結果2兆8173億円赤字)になったことや5・10日のドル不足を背景にドル買い優勢となり、143.70円まで上昇しました。
欧州市場は、軟調。
東京時間の流れを引き継ぎ、ドル買い優勢が続き、日通し高値となる143.80円まで上昇したものの、政府・日銀による円買いドル売り為替介入への警戒感から、利食いのドル売りに押され、143.22円まで反落しました。
NY市場は、もみ合い。
米8月小売売上高(予想0.0% 結果0.3%)の強い結果を受け、一時143.72円まで上昇するも、同時刻に発表された米8月鉱工業生産(予想0.1% 結果-0.2%)や9月フィラデルフィア連銀製造業景気指数(予想:2.8 結果-9.9)が予想を大幅に下回る結果となったことから、ドル売り優勢となり、143.15円まで反落しました。その後は、動意に乏しく、143.15円〜143.60円(45銭幅)の狭いレンジでもみ合いとなりました。
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本日(9月16日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きに転じ、バンド幅が拡大しているため、下落を示唆しています。日足ボリンジャーバンドは、中心線が上向きのため、上昇を示唆してるものの、9月7日高値と9月14日高値でダブルトップを形成しているため、押し目が入りやすい形状となっています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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