昨日(9月7日)のドル円相場
昨日(9月7日)のドル円は、3日続伸。
日米金利差拡大を見越した円売りドル買いが継続し、1998年8月以来の高値144.99円まで上昇しました。
東京市場のドル円は、急伸。
早朝に142.54円まで下落したものの、日米金利差拡大を見越した円売りドル買いが継続し、松野官房長官から「水際対策見直し、円安メリットを生かせると想定している」との円安容認発言を受けて円売りが加速し、144.39円まで急伸しました。
欧州市場は、続伸。
時間外の米10年債利回りの上昇を背景にドル買いが優勢となり、1998年8月以来の高値144.99円まで上昇しました。
NY市場は、反落。
急伸した反動から、節目の145.00円を手前にポジション調整目的の売りが優勢となり、米10年債利回りが3.36%から3.25%へ急低下したことで、143.67円まで下落する展開となりました。ただ、引けにかけては底堅く推移し、143.71円でNYをクローズしています。
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本日(9月8日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が上向きとなっていますが、 2σが収斂しており、上昇に一服感がでております。また、日足・週足・月足ともにボリンジャーバンドは中心線が上向きで、上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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