昨日(8月30日)のドル円相場
昨日(8月30日)のドル円は、下落後に反発。
米10年債利回りの低下を背景に138.05円まで下落したものの、米経済指標の好結果を受けて139.07円まで反発する展開となりました。
東京市場のドル円は、上値が重い。
時間外の米10年債利回りが低下したことを受け、138.33円〜138.77円と44銭幅で軟調に推移しました。
欧州市場は、続落。
米10年債利回りが低下幅を広げたことで、日通し安値となる138.05円まで下落する展開となりました。
NY市場は、反発。
リッチモンド連銀バーキン総裁による「インフレが予測通りに低下するとは思わない」とのタカ派的な発言が伝わると、米金利先高観からドル買いが優勢となり、その後発表された米8月消費者信頼感指数(予想: 97.9 結果: 103.2)が市場予想を大幅に上回ったことで米10年債利回りの上昇とともにドル買いが強まり、139.07円まで急伸しました。その後、アトランタ連銀ボスティック総裁より「インフレ鈍化は利上げペースを緩める理由になる可能性」とハト派的な発言を受けて下落したものの、引けにかけて底堅く推移し、138.78円でNYをクローズしています。
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本日(8月31日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が穏やかな上向きとなっており、上昇を示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは中心線が上向きで、上昇を示唆しています。また、週足・月足ともにボリンジャーバンドは中心線が上向きで、上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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