昨日(8月29日)のドル円相場
昨日(8月29日)のドル円は、大幅上昇。
日米金利差拡大を見越した円売りドル買いが優勢となり、7月15日以来、約1か月半ぶりとなる高値139.00円まで急伸しました。
東京市場のドル円は、急伸。
先週末、ジャクソンホール会議でパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が金利を高水準で維持する姿勢を示したことに加え、同会議にて黒田日銀総裁が「日銀は金融緩和策を維持する必要がある」との見解を強調したことで、日米金利差拡大を見越した円売りドル買いが優勢となり、7月15日以来、約1か月半ぶりとなる高値139.00円まで急伸しました。
欧州市場は、下値が堅い。
節目となる139.00円を付けたことからポジション調整の売りが優勢となり、138.36円まで下落したものの、時間外の米10年債利回りの上昇を受け、下値も限定的となり底堅い値動きとなりました。
NY市場は、上昇。
欧州市場の流れを引き継ぎ、138.26円まで続落したものの、米金利先高感の買い意欲は根強く、138.87円まで値を戻す展開となり、その後も下値は堅く推移しました。
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本日(8月30日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が上向きなっており、上昇を示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは中心線が上向きで、上昇を示唆しています。また、週足・月足ともにボリンジャーバンドは中心線が上向きで、上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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