昨日(8月24日)のドル円相場
昨日(8月24日)のドル円は、上昇。
米10年債利回りの動向に伴い、方向感の定まらない値動きとなりました
東京市場のドル円は、軟調。
前日からのドル売りの流れを引き継ぎ、朝方に136.61円まで下落したものの、カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁によるタカ派的な発言を背景にドル買い優勢となり、10時過ぎに137.04円まで上昇しました。しかし、その後は伸び悩み、日経平均株価の下落を受けてリスク回避のドル売り円買い優勢となり、136.36円まで反落しました。
欧州市場はもみ合い。
時間外の米10年債利回りが3.01%台まで低下すると円買いドル売りが優勢となり、日通し安値となる136.17円まで下落しました。しかし、売り一巡後は、利食いの買い戻しが入り136.87円まで反発しました。
NY市場は上昇。
企業の設備投資の先行指標となる航空機を除く非国防資本財(コア資本財)の受注が、市場予想を上回る結果(予想0.3%、結果0.4%)となったことや10年債利回りが6月29日以来約2か月ぶりの高水準となる3.12%まで上昇したことを受け、ドル買いが強まり、日通し高値となる137.24円まで上昇しました。その後も、137円台で底堅く推移し、137.07円でNYをクローズしています。
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本日(8月25日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは中心線が緩やかな上昇に転じており、上昇を示唆しています。また、週足・月足ともにボリンジャーバンドは中心線が上向きで、上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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