昨日(8月17日)のドル円相場
昨日(8月17日)のドル円は、2日続伸。
米10年債利回りの上昇や、良好な米経済指標の結果を背景に8/8以来の高値となる135.49円まで上昇しました。
東京市場のドル円は底堅い。
日経平均株価が1月以来となる2万9000円台を回復し、その後も堅調推移となったことを受け、リスク選好の円売りドル買いが優勢となり、134.43円まで上昇しました。その後、一時133.90円まで下落したものの、時間外の米10年債利回りの上昇を背景に下げ渋る展開となりました。
欧州市場は上昇。
欧州勢参入後、時間外の米10年債利回りが急速に上昇したことを受け、135.20円まで上昇しました。
NY市場は、続伸。
米7月小売売上高(除自動車)(予想:-0.1% 結果:0.4%)と市場予想を上回る良好な結果が伝わると、米10年債利回りの上昇とともに、日通し高値となる高値135.49円まで上昇しました。
ただ、その後公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、「政策金利の引き上げペースをある時点で緩めることが適切となる可能性がある」との記述から、利上げペースの鈍化が意識され、134.78円まで急落したものの、引けにかけて反発し、134.95円でNYをクローズしています。
==============================
本日(8月18日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が上向きに転じており、上昇を示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは中心線が下向きで下落を示唆していますが、ボリンジャーバンド+2σが収斂し始めており、下げ止まりを示唆しています。
また、週足・月足ともにボリンジャーバンドは中心線が上向きで、上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
最新の週次レポートはこちら(2022/8/15)(PDF)