昨日(8月16日)のドル円相場
昨日(8月16日)のドル円は、下落後に急伸。
一時132.94円まで下落したものの、株価の堅調な推移や米10年債利回りの上昇を背景に134.68円まで急伸しました。
東京市場のドル円は底堅い。
前日NY市場からの流れを引き継いで、132.94円まで下落したものの、日経平均株価がマイナス圏からプラス圏に転じたことを受けドル買いが優勢となり、133.49円まで反発する展開となりました。
欧州市場は急伸。
時間外の米10年債利回りが上昇したことを受け、134.48円まで急伸しました。
NY市場は上値が重い。
この日発表された米7月住宅着工許可件数は144.6万件となり予想152.8万件を下回ったものの、建設許可件数が予想164.0万件を上回る167.4万件となったことで、米10年債利回りが2.83%台まで上昇したことを受け、日通し高値となる134.68円まで上値を伸ばしました。
その後米10年債利回りが上昇幅を縮小したことでドル売りが優勢となり、134.20円まで反落しましたが、引けにかけて底堅く推移し、134.15円でNYをクローズしています。
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本日(8月17日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が上向きに転じており、上昇を示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは中心線が下向きで下落を示唆していますが、ボリンジャーバンド+2σが収斂し始めており、いったんは下げ止まりを示唆しています。
また、週足・月足ともにボリンジャーバンドは中心線が上向きで、上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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