昨日(8月11日)のドル円相場
昨日(8月11日)のドル円は、急落後に急反発。
米7月卸売物価指数(PPI)が予想より弱い結果になったことを受け急落するも、米10年債利回りが上昇したことで急反発する展開となりました。
東京市場のドル円は小幅に上昇。
前日に発表された米7月消費者物価指数の予想を下回る結果を受けた円買いドル売りの流れを引き継ぎ、132.60円まで下落するも、売り一巡後は買戻され、133.30円まで上昇する展開となりました。
欧州市場は下落。
デイリー米サンフランシスコ連銀総裁の「0.50%程度の小規模な利上げを支持している」と大幅利上げに対するハト派的な発言を受け、132.43円まで下落しました。
NY市場は、急落後に急反発。
米7月卸売物価指数(予想:10.4% 結果:9.8%)や米7月卸売物価コア指数(予想:7.7% 結果:7.6%)が、前日に発表された米消費者物価指数に続き、市場予想を下回る弱い結果となったことが伝わると、日通し安値となる131.73円まで急落しました。
ただ、軟調に推移していた米10年債利回りが7/22以来となる2.90%へ急上昇したことを背景に133.13円まで急反発する展開となりました。
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本日(8月12日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは中心線が横ばいとなっており、もみ合いを示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは中心線が下向きで下落を示唆していますが、ボリンジャーバンド+2σが収斂し始めており、いったんは下げ止まりを示唆しています。
また、週足・月足ともにボリンジャーバンドは中心線が上向きで、上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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