昨日(8月9日)のドル円相場
昨日(8月9日)のドル円は、もみ合い。
10日に予定されている米7月消費者物価指数(CPI)の発表を控えて様子見ムードが続く中、135円を挟んで方向感に欠ける展開となりました。
東京市場のドル円は下値が堅い。
日経平均株価の下落を背景にリスク回避の円買いドル売りが強まり、134.66円まで下落しましたが、時間外の米10年債利回りが2.76%台まで上昇すると、135.05円まで買い戻される展開となりました。
欧州市場は小動き。
134.74円〜135.19円と48銭幅で方向感に欠けた値動きとなりました。
NY市場はもみ合い。
米10年債利回りが上昇したことを受け、日通し高値となる135.20円まで上値を伸ばしたものの、翌日の米7月消費者物価指数(CPI)の発表を前に様子見ムードが継続し、方向感に欠けた展開となり、135円を挟んでもみ合いとなりました。
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本日(8月10日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは中心線が横ばいとなっており、もみ合いを示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは中心線が下向きで下落を示唆しています。
また、週足・月足ともにボリンジャーバンドは中心線が上向きで、上昇を示唆しています。
なお、本日21時30分には、米7月消費者物価指数(CPI)が発表されます。
米国におけるインフレのピークアウト観測がある一方、今回のCPIの結果次第では、9月開催のFOMCで金融引き締めを維持するとの見方が強まる可能性もあり、注目です。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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