昨日(7月28日)のドル円相場
昨日(7月28日)のドル円は大幅下落。
米景気後退懸念からリスク回避の円買いドル売りが先行し、6/17以来、約1か月半ぶりの安値となる134.20円まで急落しました。
東京市場は下落。
前日に行われたFOMC後のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の定例記者会見で、利上げに対する慎重な姿勢がしめされたことで米金利先高観が後退し、ドル売りの流れを引き継ぎ、135.10円まで急落しました。
欧州市場は、もみ合い。
135.24円〜135.79円と55銭幅で方向感を欠いた値動きとなりました。
NY市場は大幅下落。
この日発表された4-6月期四半期実質国内総生産・速報値が市場予想を大幅に下回る結果-0.9%(予想0.5%)となったことが伝わると、米景気後退懸念からドル売りが強まり、米10年債利回りが4/14以来となる2.65%へ急低下したことを受けて、6/17以来約1か月半ぶりの安値となる134.20円まで急落しました。
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本日()のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは中心線が下向きとなっており、下落を示唆しています。
また、日足のボリンジャーバンドは中心線が下向きに転じており下落を示唆しています。
なお、週足・月足ともにボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
最新の週次レポートはこちら(2022/7/25)(PDF)