昨日(7月27日)のドル円相場
昨日(7月27日)のドル円は急落。
米連邦公開市場委員会(FOMC)で、市場予想通り0.75%の利上げとなり、137.46円まで上昇したものの、その後のパウエルFRB議長の会見で、利上げについて慎重な姿勢を示したことが嫌気されドル売りが加速し、136.32円まで急落しました。
東京市場は、もみ合い。
米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を控えて、137円を挟んで方向感の乏しい展開となりました。
欧州市場は、軟調。
米10年債利回りが低下したことを受け、136.53円まで下落しました。
NY市場は、上昇後に急落
米10年債利回りが2.77%台に回復したことやFOMCの結果発表を前にドルの買い戻しが入り、137.43円まで上昇しました。
FOMCでは、市場予想通り0.75%の利上げとなったことから利益確定の売りが入り、136.87円まで下落したものの、パウエルFRB議長の「インフレを低下させることが不可欠」とのインフレ抑制に関する強気発言を受けドル買いが加速し、日通し高値となる137.46円まで急伸しました。
しかし、その後に「いずれ利上げペースを緩めるのが適切になる可能性が高い」「利上げのペースはデータ次第」など、利上げについて慎重な姿勢を示したことでドル売りが強まり、日通し安値となる136.32円まで急落しました。
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本日()のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは中心線が下向きとなっており、下落を示唆しています。
また、日足のボリンジャーバンドは中心線が横ばいとなっておりもみ合いを示唆しています。
なお、週足・月足ともにボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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