昨日(7月21日)のドル円相場
昨日(7月21日)のドル円は、急落。
日銀が大規模金融緩和の維持を決めたことで、138.88円まで上昇する場面があったものの、米経済指標の悪化や米10年債利回りの急低下を受け、137.30円近辺まで急落しました。
東京市場のドル円は、もみ合い。
日銀金融政策決定会合において、現状の大規模金融緩和策の維持が決定されたことで138.50円近辺まで上昇する場面があったものの、2022年度以降のインフレ見通しを引き上げたことで、137.98円まで反落しました。
欧州市場は行って来い。
日銀金融政策決定会合後に行われた黒田総裁の会見で、金融緩和策の継続を強調したことや、時間外取引の米10年債利回りが3.05%台で推移したことを受け、日通し高値となる138.88円まで上昇しましたが、買い一巡後は伸び悩み、138.50円近辺まで下落しました。
NY市場は、急落。
7月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数が2020年5月以来の水準まで悪化したことや、6月米景気先行指標総合指数が予想より弱い内容となったことを背景に米長期金利が急低下(米10年債利回りが一時2.86%台まで急低下)したことを受け、ドル売りが加速し、日通し安値となる137.30円まで急落しました。
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本日()のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは中心線が下向きとなっており、下落を示唆しています。
なお、日足・週足・月足ともにボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
最新の週次レポートはこちら(2022/7/19)(PDF)