昨日(7月14日)のドル円相場
昨日(7月14日)のドル円は大幅続伸。
米大幅利上げ観測を背景に1998年9月以来、約23年10か月ぶり高値となる139.39円まで上昇しました。
東京市場のドル円は堅調。
ドル円は上昇。前日発表された6月米消費者物価指数(CPI)が、約40年7か月ぶり高水準を記録する結果となったことを受け、米連邦準備理事会(FRB)による大幅利上げ観測からドル買いが先行。米連邦公開市場委員会(FOMC)が今月の会合で1.00%利上げに踏み切るとの見方も浮上するなか、138.48円と1998年以来の高値を更新しました。
海外市場は続伸。
欧州時間は、東京時間の流れを引き継ぎ、円売りドル買いが先行し、1998年9月以来、約23年10か月ぶりの高値となる139.39円まで続伸しました。その後、利食い売りなどで138.59円まで下押しする場面はあったものの、この日発表された米6月卸売物価指数(PPI)(予想:10.7% 結果:11.3%)の市場予想を上回る好結果を受け、139.38円まで上昇しました。引けにかけて小反落するも底堅く推移し、138.94円でNYをクローズしています。
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本日(7月15日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が上向きとなっており、上昇を示唆していますが、バンドの幅が収斂しており上昇に一服感があります。
なお、日足・週足・月足ともにボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
以上のことから、本日はもみ合い(138.48円〜139.39円)になると予想します。
上値目途は、7/14高値139.39円近辺となり、上抜けると、1989年9月高値139.90円近辺が次のターゲットとなります。下値目途は、7/14のNY時間安値138.70円近辺、下抜けると7/14東京市場高値138.48円近辺が次のターゲットとなります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
週足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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