先週末(7月1日)のドル円相場
先週末(7月1日)のドル円は、東京市場で付けた高値135.99円から上値の重い展開が続き、2日続落となりました。
東京市場のドル円は下落。日経平均株価の軟調な推移を受け、リスク回避の円買いドル売りが先行し、時間外の米10年債利回りが2.93%へ低下したことでドル売りが加速。日通し安値となる134.74円まで下落しました。
欧州市場は上値が重い。日米金利差拡大を見越した円売りドル買いから135.69円まで値を戻す場面はありましたが、クロス円で円買いが先行すると135.03円まで下落する上値の重い値動きとなりました。
NY市場は、この日発表された6月米ISM製造業景気指数(予想:54.9 結果:53.0)の弱い結果を受けてドル売りが優勢となり、米10年債利回りが2.7873%と5月27日以来約1か月ぶりの低水準を記録するとドル売りが加速し、134.79円まで下落しました。ただ、その後、ダウ平均が上昇に転じたことを背景にリスク選好の円売りドル買いが優勢となり、135.39円まで値を戻す展開となりました。引けにかけて小反落するも下値は堅く、135.17円でNYをクローズしています。
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本日(7月4日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きで下落を示唆しています。日足・週足・月足ともにボリンジャーバンドは、中心線は上向きで上昇を示唆しています。ただし、日足ではバンドの幅が収斂し始めており、週足においても-2σが収斂しており、上昇に一服感が出ています。
以上のことから、本日は持ち合い(134.26円〜135.50円)になると予想します。
上値目途は、6/14,17,20,27高値にあたる135.50円近辺となり、上抜けると7/1高値136.00円近辺が次のターゲットとなります。下値目途は、7/1安値134.74円近辺となり、下抜けると、6/23安値134.26円近辺が次のターゲットとなります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
週足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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