昨日(6月28日)のドル円相場
昨日(6月28日)のドル円は3日続伸。日米金利差拡大を見越した円売りドル買いから136.38円まで上昇。
東京市場のドル円は、135.11円〜135.59円と48銭幅で方向感を欠いた値動きとなりました。
海外市場は上昇。欧州株価の上昇を背景としたリスク選好の円売りや米10年債利回りの上昇を受けた円売りドル買いが先行し、節目の136円を突破し、136.32円まで上昇しました。
その後、NYダウ平均が400ドル超高から200ドル超安まで売られたことでリスク回避の円買いドル売りが優勢となり、136.04円まで下落する場面もありましたが、ニューヨーク連銀ウィリアムズ総裁による「次回FOMC会合は0.50%か0.75%の利上げが議論される」とのタカ派的な発言が伝わると円売りドル買いが優勢となり、136.38円まで上値を伸ばしました。
引けにかけて小反落するも下値は堅く、136.10円でNYをクローズしています。
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本日(6月29日)のドル円予想
1時間足・日足・週足・月足ともにボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。ただし、1時間足・日足ではバンドの幅が収斂し始めており、上昇に一服感が出ています。
以上のことから、本日は、もち合い(135.55円〜136.70円)になると予想します。
上値目途は、6/28高値の136.38円、上抜けると6/21および6/22高値136.70円近辺が次のターゲットとなります。
下値目途は、6/22安値の135.68円近辺となり、下抜けると、6/27高値135.55円近辺が次のターゲットとなります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
週足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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