先週末(6月24日)のドル円相場
先週末(6月24日)のドル円は、134.35円〜135.40円と約1円幅で方向感を欠いた展開となりました。2
東京市場のドル円は、方向感を欠いた値動き。序盤に134.65円まで下落する場面はあったものの、日経平均株価の上昇を受け、リスク選好の円売りドル買いが先行し、135.22円まで上昇しました。その後、時間外の米10年債利回りの低下を背景にした円買いドル売りが優勢となり、134.54円まで下落する方向感に乏しい展開となりました。
海外市場は底堅い。時間外の米10年債利回りが3.03%台まで低下したことを受け、リスク回避の円買いドル売りが先行し、日通し安値となる134.35円まで下落しましたが、その後米10年債利回りが下げ幅を縮め3.09%台へ上昇すると一転円売りドル買いが優勢となり、135.30円まで上昇しました。米6月ミシガン大学消費者態度指数(予想:50.2 結果:50.0)が市場予想を下回る結果が伝わると134.70円まで下落する場面はあったものの、米10年債利回りの上昇やダウ平均の800ドルを超える大幅上昇を受けて、日通し高値となる135.40円まで上昇する底堅い展開となりました。引けにかけて小反落するも下値は堅く、135.10円でNYをクローズしています。
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本日(6月27日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。日足・週足・月足ともにボリンジャーバンドは、中心線は上向きで上昇を示唆しています。ただし、日足ではバンドの幅が収斂し始めており、上昇に一服感が出ています。
以上のことから、本日は、もち合い(134.50円〜135.40円)になると予想します。
上値目途は、6/24高値となる135.40円となり、上抜けると6/22安値135.68円近辺が次のターゲットとなります。下値目途は、6/9高値および6/20安値の134.50円近辺、下抜けると、6/23安値134.26円が次のターゲットとなります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
週足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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