昨日(6月22日)のドル円相場
昨日(6月22日)のドル円は、136.71円まで上昇し、1998年10月以来の高値を更新後、反落するも下値は堅く推移。
東京市場のドル円は上値が重い。前日のNY市場で進んだ円売りドル買いの流れを引き継いで早朝に136.71円まで上昇し、前日につけた高値136.70円に面合わせとなりました。その後、利食い売りが先行するなか、日経平均株価の軟調な推移を受け、リスク回避の円買いドル売りが優勢となり、136.04円まで下落しました、
海外市場は方向感を欠いた値動き。欧州勢参入後は、日米金利差拡大を意識した円売りドル買いが優勢となり、136.62円まで上昇しましたが、東京市場でつけた高値136.71円が意識されると利食い売りに押され、米10年債利回りが3.13%へ急低下したことを背景に、日通し安値となる135.67円まで下落しました。
その後360ドル超下落していたダウ平均がプラス圏を回復すると、リスク選好の円売りドル買いが優勢となり、136.30円まで値を戻す展開となりました。引けにかけて小反落するも下値は堅く、136.21円でNYをクローズしています。
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本日(6月23日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きで下落を示唆しています。日足・週足・月足ともにボリンジャーバンドは、中心線は上向きで上昇を示唆しています。ただし、日足・週足では-2σが収斂しており上昇に一服感が出ています。
以上のことから、本日は、もち合い(135.50円〜136.70円)になると予想します。
上値目途は、6/20、6/21高値の136.70円近辺となり、上抜けると1998/10高値136.90円近辺が次のターゲットとなります。
下値目途は、6/22安値135.67円、下抜けると6/16安値131.49円から6/21高値136.70円のフィボナッチ23.6%押しとなる135.50円近辺が次のターゲットとなります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
週足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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