2022/6/20のドル円は、135円を挟んで方向感を欠いた展開
昨日(6月20日)のドル円相場
昨日(6月20日)のドル円は、134.53円〜135.44円と135円を挟んで方向感を欠いた値動きとなりました。
東京市場のドル円は上値が重い。
週明けの東京市場は、ダウ先物の上昇につれた円売りドル買いが先行し、朝方に135.44円まで上昇するも、15日高値135.59円が意識され伸び悩む中、日経平均株価が440円超下落したことを受け、リスク回避の円買いドル売りが優勢となり、134.66円まで下落する上値の重い展開となりました。
海外市場は底堅い。
欧州時間は、岸田首相・黒田総裁会談における「急激な円安は憂慮すべき」との円安牽制発言を受け、円買いドル売りが進み、134.53円まで下落しましたが、日米金利差拡大を見越した買い意欲は旺盛で、134.95円まで戻す展開となりました。
NY時間では米国が祝日で休場となるなか、134.85円〜135.14円と29銭幅の狭いレンジで小動きとなりました。引けにかけて小反落するも下値も堅く、134.88円でNYをクローズしています。
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本日(6月21日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。日足・週足・月足ともにボリンジャーバンドは、中心線は上向きで上昇を示唆していますが、日足・週足では、-2σが収斂しており、上昇に一服感が出ています。
以上のことから、本日は、買い優勢(134.51円〜136.90円)になると予想します。
上値目途は、6/15高値135.59円近辺となり、上抜けると、1998/10高値の136.90円まで目立った抵抗帯がないことからドル買いが加速する可能性があります。
下値目途は、6/16高値および6/16安値131.49円から6/20高値135.44円のフィボナッチ23.6%押しとなる134.51円近辺となり、下抜けると6/15安値および50.0%押しとなる133.46円近辺が次のターゲットとなります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
週足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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