昨日(6月13日)のドル円相場
昨日(6月13日)のドル円は1998年10月以来、約23年8ヵ月ぶり高値135.20円まで急伸後、133.59円まで反落。
東京市場のドル円は上値が重い。
朝方から米金利先高観による円売りドル買いが先行し、時間外の米10年債利回りが3.19%台と5月9日以来の水準まで上昇したことを受け、円売り・ドル買いが加速。節目の135.00円を突破し、135.20円と1998年以来の高値を更新しました。ただ、黒田日銀総裁が「最近の急激な円安の進行は経済にマイナス」との円安牽制発言を受けて、134.47円まで下落する展開となりました。
海外市場は下げ渋り。
欧米株価が軟調に推移するとリスク回避の円買いドル売りが優勢となり、日通し安値となる133.59円まで下落しましたが、米10年債利回りが3.4365%と11年4月以来の高水準を記録したことを背景に、円売りドル買いが先行し、134.66円まで値を戻す展開となりました。引けにかけて小反落するも、下値は堅く、134.42円でNYをクローズしています。
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本日(6月14日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が下落しており、売り優勢を示唆しています。日足のボリンジャーバンドは、中心線は上向きで上昇を示唆しています。なお、週足・月足ともにボリンジャーバンドの中心線はいずれも上向きとなっており、上昇を示唆しています。
以上のことから、本日は、もみ合い(133.35円〜135.20円)になると予想します。
上値目途は、6/9高値134.55円となり、上抜けると6/13高値135.20円が次のターゲットとなります。下値目途は節目となる134円となり、下抜けると、6/13安値133.59円近辺が次のターゲットとなります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
週足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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