昨日(6月8日)のドル円相場
昨日(6月8日)のドル円は、2002年2月以来、約20年4か月ぶりの高値となる134.47円まで大幅続伸となりました。
東京市場のドル円は上昇。
132円半ばで下げ渋り、日経平均株価が堅調に推移したことからリスク先行のドル買い・円売りが強まり、133.38円まで上昇しました。
海外市場は大幅続伸。
米10年債利回りが3.03%台へ急上昇したことや黒田日銀総裁による「日銀は緩和継続で経済を支える必要」などのハト派的な発言を背景にドル買い円売りが加速し、134.47円まで急伸しました。
その後は、米10年債利回りが2.99%台まで下落したことを受け、利益確定の売りが入り、一時133.61円近辺まで反落したものの、米10年債利回りが再び3.03%台まで上昇したことを受け、引けにかけて134.25円まで値を戻しました。
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本日(6月9日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇しており、上昇トレンドの継続を示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは、中心線は上向きで、ローソク足が+2σに沿って動くバンドウォークが継続しており、強い上昇トレンドを示唆しています。
なお、週足・月足ともにボリンジャーバンドの中心線はいずれも上向きとなっており、上昇を示唆しています。
以上のことから、本日は、ドル買い優勢(133.00円〜135.15円)になると予想します。
上値目途は、2002年1月高値134.93円近辺となります。上抜けると2002年2月高値135.15円が次のターゲットとなります。
下値目途は、6/8NY時間安値の133.60近辺。下抜けると6/7高値133.00円近辺が次のターゲットとなります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
週足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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