昨日(6月7日)のドル円相場
昨日(6月7日)のドル円は、東京市場で2002年4月以来、約20年2か月ぶりの高値となる133円まで大幅続伸となりました。
東京市場のドル円は大幅上昇。前日の円売りドル買いの流れを引継いで、早朝から買いが先行し、日経平均株価の堅調推移からリスク選好の円売りが加速。時間外の米10年債利回りが上昇したことも円売りドル買いを誘い、15時過ぎには2002年4月以来、20年2か月ぶりの高値となる133.00円まで上昇しました。
海外市場では、急速な円安進行を受けた利食い売りが優勢となり、米10年債利回りが3.05%から2.95%へ急低下したことを背景にドル売りが先行し、132.31円まで下落しました。ただし、日米金利差拡大を見越した買い意欲は旺盛で、その後は132.67円まで値を戻す展開となりました。引けにかけて小反落するも下値は堅く、132.55円でNYをクローズしています。
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本日(6月8日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンド中心線は上向きとなっており、上昇を示唆しています。日足のボリンジャーバンド中心線は上向きで、ボリンジャーバンドの幅が拡大し始めており、トレンドの形成を示唆しています。
なお、週足・月足ともにボリンジャーバンドの中心線はいずれも上向きとなっておりますが、週足では-2σが収斂しており、上昇に一服感がでております。
以上のことから、本日は、ドル買い優勢(132.02円〜133.83円)になると予想します。
上値目途は、2002/4高値133.83円近辺となります。上抜けると2002/2高値135.15円まで目立った抵抗帯が無いことからドル買いが加速する可能性があります。
下値目途は、6/6高値の132.02円、下抜けると5/9高値131.35円近辺が次のターゲットとなります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
週足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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