昨日(6月6日)のドル円相場
昨日(6月6日)のドル円は、日米金利差拡大が意識され、2002年4月以来約20年2か月ぶりの高値となる132.02円まで急騰しました。
東京市場のドル円は上値が重い。先週末の海外市場での円売りドル買いの流れを引き継ぎ、早朝に130.99円まで上昇するも、節目の131円を手前に利食いの売りに押され、130.43円まで反落しました。
ただし、日経平均株価が堅調に推移したことを背景に円売りが優勢となり、130.74円まで値を戻す展開となりました。
欧州市場は、もみ合い。130.46円〜130.83円と37銭幅で方向感を欠いた値動きとなりました。
NY市場は急騰。日米金利差拡大が意識された円売りドル買いが優勢となるなか、米10年債利回りが3.0454%と5月11日以来の高水準を付けたことを受け、2002年4月以来約20年2か月ぶりの高値となる132.02円まで急騰しました。引けにかけて小反落するも下値は堅く、131.86円でNYをクローズしています。
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本日(6月7日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンド中心線は上向きとなっており、また、+2σに沿ってバンドウォークを形成しています。日足のボリンジャーバンド中心線は上向きで、ボリンジャーバンドの幅が拡大し始めており、トレンドの形成を示唆しています。
なお、週足・月足ともにボリンジャーバンドの中心線はいずれも上向きとなっておりますが、週足では-2σが収斂しており、上昇に一服感がでております。
以上のことから、本日は、ドル買い優勢(132.02円〜133.83円)になると予想します。
上値目途は、2002/4高値133.83円近辺となります。上抜けると2002/2高値135.15円まで目立った抵抗帯が無いことからドル買いが加速する可能性があります。
下値目途は、6/6高値の132.02円、下抜けると5/9高値131.35円近辺が次のターゲットとなります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
週足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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