先週末(6月3日)のドル円相場
先週末(6月3日)のドル円は、米雇用統計の強い結果を受け、5月9日以来の高値となる130.98円まで上昇しました。
東京市場のドル円は、もみ合い。5月米雇用統計を控えて様子見ムードが強く、129.68円〜130.04円と36銭の値幅で、方向感を欠いた値動きとなりました。
海外市場は、5月米雇用統計で非農業部門雇用者数(予想:32.5万人増 結果:39.0万人増)の市場予想を上回る好結果が伝わると、円売りドル買いが先行し、5月9日以来の高値となる130.98円まで上昇しました。131円を手前に利食いの売りに押されるも、その後も底堅く推移し、130.68円でNYをクローズしています。
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本日(6月6日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンド中心線は上向きとなっておりますが、-2σが収斂しており、一旦は上げ止まりを示唆しています。
日足のボリンジャーバンド中心線は横ばいに転じており、もみ合いを示唆しています。
なお、週足・月足ともにボリンジャーバンドの中心線はいずれも上向きとなっておりますが、週足では-2σが収斂しており、上昇に一服感がでております。
以上のことから、本日は、もみ合い(130.20円〜131.34円)になると予想します。
上値目途は、5/9高値131.34円近辺、上抜けると2002/4高値133.83円まで目立った抵抗帯が無いことからドル買いが加速する可能性があります。
下値目途は、6/1高値および6/2高値130.20円近辺となり、下抜けると5/24安値126.36円から6/3高値130.98円の23.6%押しとなる129.90円近辺が次のターゲットとなります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
週足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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