昨日(6月2日)のドル円相場
昨日(6月2日)のドル円は、米雇用統計を控え、129.51円〜130.24円と73銭幅で方向感を欠いた展開となりました。
東京市場のドル円はもみ合い。129.88円〜130.24円と36銭幅の狭いレンジ内で方向感を欠いた値動きとなりました。
海外市場は上値が重い。この日発表された米5月ADP雇用統計が+12.8万人と、市場予想+30.0万人を大きく下回る結果となったことが伝わると、円買いドル売りが加速し、日通し安値となる129.51円まで下落しました。
ただ、続いて発表された米新規失業保険申請件数(予想:21.0万件 結果:20.0万件)の良好な結果を受け、買い戻しが強まり、10年債利回りが2.89%から2.92%へ上昇したことでドル買いが加速し、130.04円まで上昇しました。
買い一巡後は、米雇用統計を明日(6/3)に控えたポジション調整の動きから129.69円まで下落する展開となりました。
引けにかけては底堅く推移し、129.81円でNYをクローズしています。
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本日(6月3日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンド中心線は下向きとなっており、下落を示唆しています。
日足のボリンジャーバンド中心線は横ばいに転じており、もみ合いを示唆しています。
なお、週足・月足ともにボリンジャーバンドの中心線はいずれも上向きとなっておりますが、週足では-2σが収斂しており、上昇に一服感がでております。
以上のことから、本日は、もみ合い(129.50円〜130.81円)になると予想します。
上値目途は、6/2高値130.24円近辺、上抜けると5/11高値130.81円近辺が次のターゲットとなります。
下値目途は、5/3安値や5/17高値等が集中する129.70円近辺、下抜けると5/18高値の129.50円近辺が次のターゲットとなります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
週足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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