昨日(5月31日)のドル円相場
昨日(5月31日)のドル円は、米長期金利の上昇を背景に、5/19以来、約2週間ぶり高値となる128.89円まで急伸しました。
東京市場のドル円は、上値が重い。時間外取引で米10年債利回りが2.84%台まで上昇したことを背景に円売りドル買いが優勢となり、128.34円まで値を上げましたが、その後、ポジション調整の売りに押され、127.69円まで下落する展開となりました。
海外市場は上昇。米10年債利回りが2.88%台まで上昇したことで円売りドル買いが先行し、米5月シカゴ購買部協会景気指数 (予想:55.0 結果:60.3)や米5月消費者信頼感指数 (予想:103.9 結果:106.4)が市場予想を上回る好結果だったことが伝わると、円売りドル買いが加速し、5/19以来、約2週間ぶり高値となる128.89円まで急伸しました。その後利食いの売りに押されるも下値は堅く、128.54円でNYをクローズしています。
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本日(6月1日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンド中心線は上向きとなっており、上昇を示唆しています。
日足のボリンジャーバンド中心線は横ばいに転じており、もみ合いを示唆しています。
なお、週足・月足ともにボリンジャーバンドの中心線はいずれも上向きとなっておりますが、週足では-2σが収斂しており、上昇に一服感がでております。
以上のことから、本日は、買い優勢(128.90円〜129.44円)になると予想します。
上値目途は、5/9高値131.34円から5/24安値の126.35円の61.8%戻しとなる129.44円近辺、上抜けると5/17高値129.78が次のターゲットとなります。
下値目途は、5/19および5/31高値の128.90円近辺、下抜けると、5/20高値128.30円近辺が次のターゲットとなります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
週足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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