昨日(5月30日)のドル円相場
昨日(5月30日)のドル円は、株式市場の堅調推移を背景にリスク選好の円売りから127.82円まで上昇しました。
東京市場のドル円は、方向感に欠けた展開。先週末の米国株が大幅高となったことで、日本株高への期待感から、リスク選好の円売りが先行し、127.34円まで上昇しました。ただし、127円台半ばにかけて利食い売りに押され、126.85円まで値を下げる展開となりました。
海外市場は上昇。欧州勢参入後は堅調な株価を背景にリスク選好の円売りが先行し、127.82円まで上昇しましたが、その後は、米国市場休場(メモリアルデー)で市場参加者が激減する中、動意に乏しく、128円を手前に失速し、127.40円でNYをクローズしています。
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本日(5月31日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンド中心線は上向きとなっており、上昇を示唆しています。
日足のボリンジャーバンド中心線は下向きとなっており、売り優勢を示唆しています。
なお、週足・月足ともにボリンジャーバンドの中心線はいずれも上向きとなっておりますが、週足では-2σが収斂しており、上昇に一服感がでております。
以上のことから、本日は、もみ合い(127.00円〜128.85円)になると予想します。
上値目途は、5/9高値131.34円から5/24安値の126.35円の38.2%戻しとなる128.26円近辺となり、上抜けると50.0%戻しとなる128.85円近辺が次のターゲットとなります。
下値目途は、節目127.00円となり、下抜けると、5/27安値126.67円が次のターゲットとなります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
週足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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