先週末(5月27日)のドル円相場
先週末(5月27日)のドル円は、126.67円〜127.25円と58銭幅で方向感を欠いた値動きとなりました。
東京市場は下落。日経平均が大幅反発となったことを受け、ドル買い優勢で始まりましたが、時間外取引の米10年債利回りが低下へ転じたことで、ドル円は126.68円まで下落しました。
欧州市場は上値が重い。欧州勢の参入後は、日米金利差拡大を見越した買いが先行し、127.20円まで上昇したものの、その後、米10年債利回りが2.70%台まで低下したことを背景に126.87円まで下落する展開となりました。
NY市場はもみ合い。米10年債利回りが低下したことで126.80円まで下落するも、米10年債利回りが低下幅を縮めると、日通し高値となる127.25円まで反発。
しかし、米国が3連休前の週末とあって動意が乏しく、127円台前半でのもみ合いが継続し、終値は127.04円となりました。
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本日(5月30日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンド中心線は上向きとなっており、上昇を示唆しています。
日足のボリンジャーバンド中心線は下向きとなっており、売り優勢を示唆しています。
なお、週足・月足ともにボリンジャーバンドの中心線はいずれも上向きとなっておりますが、週足では-2σが収斂しており、上昇に一服感がでております。
以上のことから、本日は、もみ合い(126.67円〜128.08円)になると予想します。
上値目途は、5/26高値および5/9高値131.34円から5/24安値の126.35円の23.6%戻しとなる127.53円近辺となり、上抜けると5/24高値128.08円近辺が次のターゲットとなります。
下値目途は、節目127.00円となり、下抜けると、5/27安値126.67円が次のターゲットとなります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
週足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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