昨日(5月20日)のドル円相場
昨日(5月20日)のドル円はもみ合い。値幅は127.53円から128.30円の77銭幅で、128円を挟んだ動きが継続しました。
東京市場のドル円はもみ合い。日経平均株価が反発して始まったことを好感し、一時128.21円まで上値を伸ばしましたが、米10年債利回りが2.84%台まで低下したことで、127.53円まで下押ししました。
欧州市場は堅調推移。NYダウ先物が堅調に推移したほか、時間外の米10年債利回りが2.87%台まで上昇したことで下値を切り上げ、一時128円台を回復する場面もありました。
NY市場はもみ合い。対ユーロなどでドル高が進んだことで、円売り・ドル買いが先行し、128.25円付近まで上昇しましたが、日本時間高値128.30円が意識されて失速、127.59円近辺まで下押ししました。
ただ、東京時間に付けた日通し安値127.53円がサポートとして意識され、引けにかけては小反発し、127.90円でNYクローズとなっています。
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本日(5月23日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が横ばいとなっており、もみ合いを示唆しています。また、日足のボリンジャーバンドは上向きから横ばいに転じており、もみ合いを示唆しています。
なお、週足・月足ともにボリンジャーバンドの中心線はいずれも上向きとなっており、上昇を示唆しています。
以上のことから、本日は、もみ合い(127.02円〜128.30円)になると予想します。
上値の目途は5/20高値の128.30円、上抜けると、5/4安値かつ、5/9高値131.35円から5/19安値127.02円の38.2%戻しにあたる128.65円近辺が次のターゲットとなります。
下値目途は、5/19安値127.02円、下抜けると4/27安値126.93円が次のターゲットとなります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
週足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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