昨日(5月19日)のドル円相場
昨日(5月19日)のドル円は続落。前日にNYダウ平均が1,000ドル超の大幅安となったことや、米10年債利回りも急低下した影響により、リスク回避の流れが継続し、一時4月27日以来、3週間ぶりの安値127.02円まで急落しました。
東京市場のドル円は上昇。時間外の米10年債利回りが2.91%台まで上昇したほか、NYダウ先物がプラス圏を回復したことで128.95円まで上昇しました。
欧州市場は下落。欧州タイム序盤において、時間外のNYダウ先物が360ドル超安まで下落したことでリスク回避の動きが先行し、128.01円付近まで大幅下落となりました。
NY市場は急落後に反発。NY勢が参入後に発表された米経済指標が軒並み市場予想を下回る結果となったことを受け、ドル売りが加速し、127.02円まで急落しました。
しかし、売り一巡後は反発し、127.78円でNYクローズとなっています。
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本日(5月20日のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きとなっており、下落を示唆していますが、+2σが収斂していることから、下落に一服感が出ています。また、日足のボリンジャーバンドは上向きから横ばいに転じており、もみ合いを示唆しています。
なお、週足・月足ともにボリンジャーバンドの中心線はいずれも上向きとなっており、上昇を示唆しています。
以上のことから、本日は、もみ合い(127.51円〜128.95円)になると予想します。
上値の目途は5/4安値かつ、5/9高値131.35円から5/19安値127.02円の38.2%戻しにあたる128.65円近辺、上抜けると、5/19高値128.95円近辺が次のターゲットとなります。
下値目途は、5/12安値127.51円、下抜けると5/19安値127.02円近辺が次のターゲットとなります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
週足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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