昨日(5月18日)のドル円相場
昨日(5月18日)のドル円は急落。NYダウが1,000ドルを超える大幅下落となる中、リスクオフの円買いが加速。一時128.00円割れをうかがう水準まで下落しました。
東京市場のドル円は上値が重い。朝方に129.40円まで上昇する場面があったものの、時間外の米10年債利回りが2.96%台まで低下、NYダウ先物が一時100ドル超下落したことで、一時128.95円まで下値を広げました。
欧州市場はじり安。時間外のNYダウ先物が280ドル超安まで下げ幅を拡大したことが重しとなり、128.82円まで下押ししました。
NY市場は続落。米国株式市場が軟調に推移したことでリスクオフの円買いが先行し、徐々に下値を試す展開が続く中、NYダウが1,000ドルを超す大幅下落となったことで、安全資産とされる米債に買いが集まり、米10年債利回りは一時2.87%台まで低下。ドル円は128.01円まで急落しました。
その後も戻りは弱く、128.23円でクローズしています。
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本日(5月19日のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きとなっており、下落を示唆していますが、+2σが収斂していることから、下落に一服感が出ています。また、日足のボリンジャーバンドは上向きから横ばいに転じており、もみ合いを示唆しています。
なお、週足・月足ともにボリンジャーバンドの中心線はいずれも上向きとなっており、上昇を示唆しています。
以上のことから、本日は、もみ合い(127.51円〜129.00円)になると予想します。
上値の目途は5/17安値128.83円、上抜けると、5/9高値131.35円から5/12安値127.51円の38.2%戻しにあたる128.97円がターゲットとなります。
下値目途は、5/18安値128.00円、下抜けると5/12安値127.51円近辺が次のターゲットとなります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
週足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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