2022/5/16 FXドル円予想レポート

先週末(5月13日)のドル円相場

先週末(5月13日)のドル円は、日経平均株価や米国株価指数の大幅反発を受けて、リスク回避姿勢が後退し、3営業日ぶりに上昇。 東京市場のドル円は行って来い。週末の実質5・10日(ゴトー日)とあって仲値に向けた本邦勢の買いが入り、一時128.60円まで上昇後も底堅く推移。仲値以降も日経平均株価が引き続き上昇したことや米10年債利回りが2.90%台まで上昇したことなどで、129.36円まで上げ幅を拡大しました。 その後、黒田日銀総裁が「最近の為替の短期間の過度な変動は先行き不確実性を高めて望ましくない」と述べたことで、128.80円台まで反落した。 海外市場も引き続き堅調推移。欧米株価が大幅に反発したことを受けて、リスク回避姿勢が後退、東京市場の高値129.36円を上抜けて、一時129.45円まで上値を伸ばした後は週末を控えたポジション調整により動きは鈍く、129.18円でNYクローズしています。 ==============================

本日(5月16日のドル円予想

1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が横ばいから上向きに転じており、また、ボリンジャーバンドの幅もエクスパンションを形成し始めていることから、上昇を示唆しています。日足・週足・月足ともにボリンジャーバンドの中心線はいずれも上向きとなっており、上昇を示唆しています。 以上のことから、本日は、ドル買い優勢(129.00円〜130.44円)になると予想します。 上値の目途は5/9高値131.35円から5/12安値127.51円の61.8%戻しにあたる129.88円、上抜けると76.4%戻しとなる130.44円が次のターゲットとなります。 下値目途は、5/4安値128.60円近辺、下抜けると5/13安値128.24近辺が次のターゲットとなります。 ※チャートは、ドル/円の一時間足週足ボリンジャーバンドフィボナッチを表示しています。

ドル円週次レポート

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