2022/5/13 FXドル円予想レポート

昨日(5月12日)のドル円相場

昨日(5月12日)のドル円は、世界的株安を背景にリスク回避の円買いが先行し、4月27日以来、約2週間ぶりの安値となる127.51円まで急落しました。 東京市場のドル円は下落。朝方130.05円まで上昇する場面はありましたが、時間外の米10年債利回りが低下したことを背景に円買いドル売りが優勢となり、129.50円まで下落しました。 海外市場は、大幅下落。新型コロナウイルスの感染拡大による中国経済の失速懸念を背景に、世界的に株価が下落したことを受け、リスク回避の円買いが先行。なお、米10年債利回りが2.81%台へ急低下したことでリスク回避の円買いドル売りが加速し、4月27日以来、約2週間ぶりの安値となる127.51円まで急落しました。その後急激な下落からの反動で、引けにかけて持ち直し、128.24円でNYをクローズしています。

本日(5月13日のドル円予想

1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は下向きですが、-2σが収斂していることから一旦は下げ止まりを示唆しています。一方、日足・週足・月足ともにボリンジャーバンドの中心線はいずれも上向きで上昇を示唆しています。 以上のことから、本日は、ドル買い優勢(127.97円〜130.05円)になると予想します。 上値目途は、5/12高値130.05円となり、上抜けると5/11高値130.81円近辺が次のターゲットとなります。下値目途は、4/27安値126.93円から5/9高値131.34円のフィボナッチ76.4%押しとなる127.97円近辺となり、下抜けると、5/12安値127.51円近辺が次のターゲットとなります。 ※チャートは、ドル/円の一時間足週足ボリンジャーバンドフィボナッチを表示しています。

ドル円週次レポート

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